活動報告

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ボランティア・市民活動センターの世界遺産登録推進の取り組みについて

先日各報道にありましたように、2019年7月6日(現地時間)にアゼルバイジャンで行われた国連教育科学文化機関(ユネスコ)第43回世界遺産委員会にて大阪府南部の「百舌鳥(もず)・古市古墳群」が世界文化遺産へ登録されることが決定いたしました。

ボランティア・市民活動センターでは、堺市世界文化遺産推進室等と連携し「百舌鳥・古市古墳群」の世界遺産登録へ向け以下の通り、推進活動・PR活動を行ってきました。

 

 

レインボウズ(2016~)

毎年6月開催の地域イベント「堺しらさぎArt Avenue」に協力する中で、「てるてる坊主と前方後円墳って形が似てるかも」と着目した学生の発案により、レインボウズ(てるてる坊主)の制作を地域住民の協力を得ながら実施。学園祭では、古墳の世界遺産登録の取り組みと関連づけ「堺市世界文化遺産推進室」との企画連携を実現。以降、毎年1000体以上のレインボウズ制作及びイベント期間中の展示を継続中。

 

 

 

てるてる古墳ティーバッグ(2017年~)

レインボウズ発案と連動させながら、「古墳がもっと好きになるギフト」のプロジェクトを考案。堺市内の企業「つぼ市製茶本舗」の協力を得て、てるてる古墳ティーバッグを開発。大仙公園での世界遺産登録PRイベント等において来場者配付を行った。

 

 

ペアー木ーホルダー『KOFUN KOFUN』(2019年)

堺市の「堺の新たなお土産品開発事業」の一環で、彫刻やプリント、記念品などを製作販売している「エッチング工房Shine-輝-」とともに、学生がデザインを担当して、古墳をモチーフにした土産品の商品化を行った。堺市内のお土産品売り場等で販売中。

 

 

百舌鳥古墳群がある堺市、古市古墳群がある羽曳野市にキャンパスを有する大阪府立大学として、これまでこの取り組みと様々な連携を進めてきましたので、本センターとしても本当に嬉しく思います。

これからも大阪府や各市とさらに連携を深めながら、大阪府で初めてとなる世界遺産のアピールにつながるよう、活動を進めていきたいと思います。

このたびの世界遺産登録決定、本当におめでとうございます!

 

 

参考リンク:

大阪府立大学ホームページ

◆堺市・企業と連携し古墳をモチーフにした土産品を製作―「学生×古墳」で地域を活性化―(2019年5月31日 )
https://www.osakafu-u.ac.jp/press-release/pr20190531/

◆第25回杏樹祭に百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録推進本部会議のPRブースが出展(2018年12月3日)
https://www.osakafu-u.ac.jp/news/nws20181203_2/

◆環境部エコロ助が百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録推進本部会議と提携「大仙公園クリーンウォーキング」を実施(2018年9月10日)
https://www.osakafu-u.ac.jp/news/nws20180910_2/

◆百舌鳥古墳群を巡る地域マップ「府大ウチソト」制作同行レポート(2017年12月8日)
http://michitake.osakafu-u.ac.jp/2017/12/08/mozukohungun/

 

大阪府立大学ボランティア・市民活動センターV-stationホームページ

堺しらさぎArtAvenue2019オープニングイベントが開催されました

堺の新たなお土産品 開発事業に協力しました