活動報告

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堺しらさぎArtAvenue2019オープニングイベントが開催されました

 2019年6月1日(土)に堺市東区の白鷺団地で「しらさぎ310商友会」が主催する「堺しらさぎArt Avenue2019 ~雨と太陽のしずく展~」が開催されました。大阪府立大学ボランティア・市民活動センターV-station(以下、V-station)からもこの活動の企画段階から多くの学生が参加しました。

 堺しらさぎArt Avenueは、白鷺の町の活性化を目的として、しらさぎ310商友会とV-stationが共同でプロジェクト運営しており、今年で5回目の開催を迎えます。写真のようなてるてる坊主は「レインボウズ」と命名されており、古墳とてるてる坊主の形状が似ていることを発想の起点とし、年々、芸術性の魅力も向上してきているとともに地元の皆様からの認知度も増してきています。レインボウズは、大阪府立大学の友好祭・白鷺祭や白鷺地区の作業所、しらさぎ310商友会に加盟しているお店で制作されており、老若男女、障がいのある人など、本当に様々な人の協力によって成り立っています。この場をお借りして、お礼申し上げます。

 さて、表題の内容に触れていきたいのですが、そもそもオープニングイベントとは何かというところから紹介したいと思います。オープニングイベントとは6/16/8のレインボウズをはじめとしたアート作品の展示期間の初日に、周辺地域の店舗・サークルなど諸団体が白鷺団地で飲食ブース・ワークショップ・ステージパフォーマンスを行う1日限りの祭典で、その内容も来場者の方々全員が楽しめるラインナップとなっています。オープニングイベントの開催は今年が2年目になりますが、昨年よりも多くの団体に協力していただき、関係者・イベント参加者ともに昨年を大きく超える来場数となりました。1000体をも超えるレインボウズのおかげで、当日は快晴の中開催できました。大阪府立大学からは、奇術部・ダンス部・民族舞踊部・ボッチャ部・TABLE FOR TWO・V-station災害チーム・生命環境科学域教育研究フィールドの協力がありました。大学生と地域住民とが直接触れ合う貴重な場であったと学生からの感想がありました。

 地域活性化とは、何を以てして成されるのか難しいところではありますが、このように地域の人々がつながる場を創り、そこに多くの人が何らかの形で関わることにより達成に近づくものだと思います。来年度以降もこのような活動を創意工夫しながら続け、地元の一大イベントと位置付けられるようになることを目標として継続していきます。 


大阪府立大学 現代システム科学域マネジメント類 2回生 野田蛍太

参考リンク:

堺しらさぎArt Avenue2019が開催されます

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