活動報告

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福井県勝山市で豪雪体験ボランティアツアーを行いました

2019年2月15日(金)~17日(日)にかけて、福井県勝山市北谷地区谷集落へ行き、伝統行事「谷のお面さんまつり」の運営のお手伝いをしました。参加したメンバーは、ボランティア・市民活動センターV-station(以下、V-station)の学生が7名と他大学の学生1名、職員が1名の計9名です。「谷のお面さんまつり」とは、400年前から続く伝統あるお祭りで、毎年冬に開催されています。地区に伝えられている翁・父尉・三番叟の3つのお面を開帳して、1年の幸福と豊作を祈念する行事です。私たちは、そのお祭りを彩る雪像の制作などを手伝いました。

 

私はこの北谷の一人のファンとしてボランティア参加させていただいています。この村にお邪魔したのは4回目になります。(夏にも別のお祭り「谷のはやしこみ」が開催されています)普段この村には3世帯3人しか暮らしていません。しかしお祭りのときには、村を離れて暮らしている人たちがたくさん帰ってきます。

 

このボランティアツアーの魅力は、まず村の方たちです!皆さん本当にマイペースです。ここに来るとゆったーりとした時間が流れていて、時間に追われている感覚がなくて心が癒される気がします。私は遅刻癖がひどくて友達にいつも怒られます。私がこの村のファンになったのも、この村の皆さんの人柄や雰囲気に惹かれたからだと思います。

 

このボランティアツアーの魅力はほかにもたくさんあります。なんといっても雪がたくさん!雪かきや雪像づくりの合間に、その雪の中を走り回ったり、そりで遊んだり、大阪では一生体験できないであろう体験をすることができます。あとはご飯がおいしい!村でとれた野菜をたくさん使った煮物やお漬物、村の方たちお手製のお餅。冬には雪が多く降るため、頻繁に下山して買い物に行くことができません。そのため長期間保存できるものが多いみたいです。みんなで囲炉裏を囲んで食べる焼き立てのお餅が本当においしくて、ついついたくさん食べてしまいました。あとは、ボランティア参加した学生みんなで過ごした時間が楽しかったです。学生同士の仲が深まるのも、この活動の大きな魅力だと思います。

 

いろいろと書きましたが、この村の魅力は文章や写真だけでは伝えることができません!ぜひ皆さんにも谷集落での非日常を体験してほしいと思います。

 

 

地域保健学域 教育福祉学類 山﨑菜々子