活動報告

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オープンカレッジで「防災」の講義を行いました

2019年2月10日(日)、中百舌鳥キャンパスで開催された「オープンカレッジ」(※)において、本学のボランティア・市民活動センターV-staition(以下、V-station)の災害チームが講師を担当して「防災」の講義を行いました。

V-station災害チームとは、地域防災の啓発や災害復旧・復興支援の活動をしているチームです。「イザ!カエルキャラバン!」などの防災啓発プログラムをはじめとした様々な防災教育イベント、また、被災地の現状を知るための被災地ツアーの企画・開催など復興支援活動(東日本大震災や熊本地震など)を行っています。また、万が一災害が起きてしまった時に被災地で活動することも想定し、日頃から勉強し、実際に被災地での復旧支援活動も行っています。
今回の講義では14名の受講生の方が参加していました。内容は、地震が起こったらどのようなことが起こるのかを考えてもらったり、避難するときはどのような物を持って行けば良いかなどを、グループを作って話し合ってもらったりしました。また、授業の最後には緊急地震速報を流し、テーブルの下に隠れて自分の身を守り、「おさない」「かけない」「しゃべらない」「もどらない」「姿勢を低くする」を守って建物の外に避難しました。

講義の様子としては、お昼ご飯を食べた後の午後の講義にもかかわらず、受講生のみなさんは真剣に話を聞いてくださりました。グループでの活動ではオープンカレッジ運営スタッフの方も含めて積極的に話し合いをされていたので、とてもうれしく感じました。今後もこういう機会があればよりおもしろく、より分かりやすく、よりためになるような授業をしていきたいと思います。

 

工学域 電気電子系学類 齋藤雄樹

 

※オープンカレッジとは
知的障がいのある方々が高等教育の学びの機会を得られるよう月に1回の講義や校外学習を実施し、大学生活を楽しみながら個人の成長につながるよう場づくりを行っています。本学の有志の学生が企画・運営をしており、日本では大阪府立大学が初めて開催しました。