活動報告

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さかい中学生・高校生ボランティア活動公開プレゼンテーションが開催されました

2018年12月22日(土)、堺市社会福祉協議会と大阪府立大学ボランティア・市民活動センターV-station(以下V-station)が主催、NPO法人SEINが企画運営の下、大阪府立大学中百舌鳥キャンパスにて「さかい中学生・高校生 ボランティア活動 公開プレゼンテーション」が行われました。

この企画は、中学生・高校生がより積極的にボランティア活動に参加できる社会環境づくりを目的とし、生徒さんの実践活動を応援するプログラムで、クラスや部活などの仲間とともに取り組んだボランティア活動を発表するプレゼンテーション大会です。一般公開を行ったので、地域でボランティア活動をされている方々もご観覧にいらっしゃって、世代や学校、活動分野の垣根を越え自由で活発な交流が行われました。加えて、当日はケーブルテレビJ:COMの取材も入り、後日当日の様子が放送されました。

V-stationの私たち学生は、生徒さんたちの発表準備のサポートから携わり、当日は進行を行いました。

私は、発表準備のサポートとして堺市内の3つの中学校・高校を実際にお伺いさせていただいたのですが、どこの学校も「サポート」なんてする必要がないくらい発表資料が完成されていて素晴らしかったです。また、実際にお伺いし、各校の校風を肌で感じながら発表内容をじっくり聞いてみると、どこの生徒さんも自分の学校の強みを活かしながら活動されていることがよくわかりました。例えば、グローバルな授業を展開する学校の生徒さんは、学校の質の高い英語の授業を地域の方にも広めたいと考え、身近にいて地域のことをよく知っている存在としてご年配の方を挙げ、ご年配の方と英語で交流するという活動を行っていました。

実際にお伺いしてよかったと思う点は、それぞれの校風を肌で感じられたことと、なによりも活動に対する熱意と、活動を継続していきたい発展させていきたいという意気込みを、長時間ゆっくりじっくりと聞けたことだと思います。本当にいい刺激をもらえて、とてもよかったです。当日この発表会に来ただけではわからない生徒さんたちの熱意や意気込みを知れた気がします。

この企画を通して、中学生や高校生の積極的な活動を知ることができ、私にとってすごくいい刺激になったと同時に、今行っている私たちの取り組みを改めて見直すいい機会となりました。

 

文:工学域 機械系学類 陳代修平

 

泉北高校                  堺高校

 

金岡南中学                 意見交換の様子

集合写真