先日各報道にありましたように、2018年11月23日（現地時間）に行われたBIE（博覧会国際事務局）総会にて2025年の万国博覧会の会場が大阪に決定いたしました。

ボランティア・市民活動センターでは、万博誘致をひとつのきっかけとして、2025年の社会にはどんな問題が生まれているのかを市民に知ってもらうための啓発及びＰＲ活動を行ってきました。

第69回白鷺祭（2017年11月3～5日）では、学生が中心となり市民の皆さんに向け2025年の未来の福祉や環境、教育、交通、労働など、様々なテーマから未来を考えた展示を実施しました。

また、来場者の方々に、未来に起きる出来事についての考えを調査しました。「大阪がどんな街になってほしいですか？」という質問には「国際交流が盛んな街」「人に好かれる街」など様々な声が聞かれました。同時に署名活動も実施し、本学学長をはじめとした署名を集めることもできました。

また第57回友好祭（2018年5月26～27日）では、桜塚高校軽音楽部による大阪万博誘致応援ソング「Yume色OSAKA」のステージ演奏があり、その司会を本センター学生スタッフが務めました。

さらに屋内企画として、来場者にSDGs17の目標のうち関心のある項目は何かをアンケートして年代別にまとめる提案をしました。「３　全ての人に健康と福祉を」「７　エネルギーをみんなにそしてクリーンに」が来場者の関心を集めていたようです。また、会場内では、VRで未来の万博の様子を体験するコーナーが設けられていました。

ボランティア・市民活動センターでは、活動の目的のひとつである「社会問題を解決する主体は自分たち一人ひとりである」という意識を広めていくためにも、主体的に2025年の未来を創る市民性の醸成に寄与していきたいと考えています。今後も2025日本万国博覧会誘致委員会と協力し、よりよいかたちで万博を迎えるための準備をしてまいります。

参考リンク：

大阪・関西万博への貢献に向け、学生が議論を開始(2019年2月18日)
https://www.osakafu-u.ac.jp/news/nws20190218/ 

第57回友好祭 2025万博誘致PRステージ 府立桜塚高校軽音楽部(2018年5月25日)
https://www.youtube.com/watch?v=jkTC6Pvzu_Y&t=10s

第57回友好祭 2025万博誘致PR展示とステージを実施(2018年6月13日)
https://www.facebook.com/OsakaPrefectureUniv/posts/1008641835955472

大学祭（第69回白鷺祭）で2025万博誘致のPRブースを設置(2017年10月31日)
https://www.osakafu-u.ac.jp/press-release/pr20171031/